低負荷血流制限トレーニングが、高負荷レジスタンストレーニングと比較して筋肥大に及ぼす影響とは??
こんにちは。takumaです。
前回は血流制限が損傷のリハビリに与える影響について記事にしました。↓↓↓
この前回の記事では条件下ではありますが筋力のことについて触れましたので今回は血流制限トレーニングが高負荷レジスタンストレーニングと比較して筋肥大に与える影響について書いていこうと思います。
血流制限の大まかな方法は前回の記事に書いていますので併せてご覧ください。
では本題に移ります!
目次
目的
低負荷血流制限トレーニングを高負荷のレジスタンストレーニングと比較して、主に筋肥大、また浮腫みによって評価すること。
方法
15人の健康な訓練されていない男性がこの研究に参加。筋断面積と浮腫みによっておこる筋肉の腫れについて磁気共鳴画像法によって調べた。実験開始前(W0)および三週間後、両方の方法での測定を行い、高負荷レジスタンストレーニングにおいては6週間後にさらなる測定を行った。
また、参加者は間接的な筋肉損傷マーカー(ROM、筋痛)についてこれらの時点で評価された。
結果
筋断面積は両方の方法でW0よりW3のほうが有意に増加したていた。
しかし筋肉の浮腫みについては高負荷レジスタンストレーニングでのみW3で増加し、低負荷血流制限トレーニングでは増加しなかった。
W0とW3を比較し、高負荷レジスタンストレーニングでは筋痛とROM(可動域)は増加と減少傾向にあったが、この変化はW0と比べてW6で軽減された。
低負荷血流制限トレーニングではこの2つの項目は変化が見られなかった。
考察 感想
低負荷血流制限トレーニングと高負荷レジスタンストレーニング、両方の測定で筋断面積は有意に増加したがその中でも早期増加のため高負荷レジスタンストレーニングにおいては浮腫みの影響も受けて筋肥大し、低負荷血流制限トレーニングでは浮腫みの影響は受けずに筋肥大した、という結果でした。また筋肉血清マーカーの項目は結果的にどちらも有意な変化は無いということだった。
研究対象がトレーニングしていない男性だったこともあり、その点を踏まえて考えると筋トレをしていない人が早く筋肥大したかったら低負荷血流制限トレーニングをするのはありなのかなーくらいの印象でした。
それも個人的な考えでは上限といいますか、成長スピードは確実に低下し、長期的にみれば高負荷レジスタンストレーニングとの差はないか、低負荷血流制限トレーニングが劣ると思います。
血流制限トレーニングがダメとかではなく、もちろん前回の記事で書いた通り怪我した方や高齢の方のリハビリなどにはとてもいい方法かなと思います。
長期的に見てどちらが筋肥大に効果的なのか、また長い間筋トレをやっている人に低負荷血流制限トレーニングはどの程度効果的なのかも知ってみたいです。
また論文が見つかればその辺もピンポイントに記事にしたいと思っています。
では、今回はこんな感じで終わります!ご覧下さりありがとうございました!
*この記事が確実という保証はないので参考程度に見ていただけると嬉しいです
嬉しいことにtwitterで感謝の言葉をいただいてますので紹介させていただきます。↓↓↓
気になっていた事の答えがわかって、とてもスッキリしました!
— パパイヤサン (@PAPAIYASAN_) 2020年4月27日
ありがとうございます!
EMS系、筋肥大には意味ないんですねw
— zintan (@zintan1000) 2020年4月29日
もやもやしてたのではっきり出てよかったです😀
過去記事
人気の過去記事を張っておきますので併せてご覧ください!↓↓↓
読者登録ボタン
モチベーションアップにつながります!良ければ読者登録よろしくお願いいたします!↓↓↓