最適な栄養状態は免疫系を十分に機能させ、ウイルス感染から保護するための重要な要素である
おはようございます。takumaです。
世間は緊急事態宣言が延長することで騒がれていますが、その元凶でもあるウイルスに関する論文を記事にしていこうと思います。
今回の記事は栄養状態と免疫に関する論文についてです。
しかし、今回記事にする論文はいつも取り扱っている実験などをして何かを証明するといった論文ではなくレビュー論文となっています。
初めにレビュー論文とは何かを説明しておきますね!
レビュー論文とは…ある主題における現行の理解の状態を要約した記事。
というような感じです。
細かく説明すると
・先行論文を徹底的に分析しするもの。
・独自の研究に関する報告はせずに既存の出版済み論文に基ずく。
・原著論文が一次文献で、レビュー論文は二次文献と呼ばれている。
・テーマに関する概要と現状の知見を示すことを目的とする。
・客観的な視点で先行論文を分析しそれらの論文が抱える問題点や論文間のずれを指摘する。
こんな感じの論文となっているそうです。
簡単に言うとそのテーマにおける、まとめの論文ですね!
信頼性はまたほかで記事にします!では、本題に移ります!
目次
本文
手洗いやワクチン接種などの公衆衛生慣行は、感染の拡大と影響を減らすのに役立っています。それにもかかわらず感染の世界的な負担は高く、追加の対策が必要です。
例えば急性呼吸器感染症は、2016年に世界中で約238万人が死亡した原因です。
免疫系をサポートするうえで栄養が果たす役割は十分に確立されています。豊富な機構的および臨床データは、ビタミンA、B6、B12、C、D、E、葉酸などのビタミンを示しています。亜鉛、鉄、セレン、マグネシウム、銅、などの微量栄養素も含まれています。
オメガ3脂肪酸のエイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸は免疫システムをサポートするうえで重要かつ補完的な役割を果たします。
しかしこれらの栄養素の摂取不足は広範囲にわたっており、感染に対する抵抗力の低下のつながり、結果として病気になるリスクが増加します。
この背景に対して、次の結論が出されました。
⑴上記の微量栄養素とオメガ3脂肪酸の補給は、最適な免疫機能をサポートするための安全で効果的で低コストの戦略です。
⑵ビタミンCやDなどの特定な栄養素については推奨される摂取限度を越しても安全上限内であることが保証されています。
⑶公衆衛生担当者は、公衆衛生を改善するための推奨事項に栄養戦略を含めることをお勧めします。
考察 感想
今回のレビュー論文はこんな感じになります。
ビタミン、ミネラルの必要性がとーーても伝わってきますね。ビタミン、ミネラルは体で生成できないのでより一層気を付けて摂取しなければいけなそうです。
微量な栄養素、いわゆるミネラル群までしっかり取らなければいけないようでオメガ3脂肪酸も疾患系の死因リスクを下げるだけではなく、免疫系の補完的な役割をするそうなので積極的に取りたいですね。
ビタミンCやDなどは普通に生活していたら摂取限度を超えるようなことはないですが、サプリメント等で少し摂りすぎてしまっても大丈夫だと保証されていますので、あまり摂りすぎには気を使わなくてよさそうですね。
そして最後の公衆衛生担当に栄養戦略をお勧めする。これこそビタミン、ミネラルといった栄養素はとてつもなく重要だという証拠です。
もはや国レベルで栄養戦略によるウイルス等への予防を推奨するレベルなんです。それくらい大切なんです。なので一人一人が意識することが大切かなと思います。
少しでも、この記事を見てくださっている方々のお役に立てればいいと思っています。
今回はこの辺で終わります!ご覧くださり、ありがとうございました!
*この記事が確実という保証はないので参考程度に見ていただけると嬉しいです
嬉しいことにtwitterで感謝の言葉をいただいてますのでご紹介させていただきます!↓↓↓
気になっていた事の答えがわかって、とてもスッキリしました!
— パパイヤサン (@PAPAIYASAN_) 2020年4月27日
ありがとうございます!
EMS系、筋肥大には意味ないんですねw
— zintan (@zintan1000) 2020年4月29日
もやもやしてたのではっきり出てよかったです😀
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