HIITで筋肥大は起こるのか
こんにちは。
takumaです。
前回は若返りサプリメントの安全性や効果について記事にしました。
研究が進んで、手に取りやすい価格になると今後広まっていくかなと思います。
新規タブで開いて、この記事の後にでもご覧ください!
今回はHIITと筋肥大の関係について記事にしていきます。
HIITの記事についてはかなり前に投稿しましたがリライトしようと思ったら書いてあることが難しくて意味が分からなかったので新しく書こうと思います。
(当時扱った論文もメモしていなくてどこかにいっちゃいました。笑)
今回扱う論文は2020年の12月に公開されたものです!
そしてこの論文では複数の研究を各々で独立させてはいますが、同時に行っているので論文自体は長いです。
しかし、今回扱う研究結果は一部分になります。
では、本題にはいります。
方法
- 参加者は66人のBMI28~40の間の男女。
- HIITのみ、EAAのみ、HIIT+EAA、コントロールの4つのグループに分類。
- 0、4,8週間でそれぞれ計測。
- 測定項目は徐脂肪体重、太もも筋肉徐脂肪量、外側広筋筋断面積、エコー強度、外側広筋の筋肉量。
結果
- 多くの項目でHIITとHIIT+EAAは0~4週間、4~8週間、または0~8週間で有意に増加した。
- (結果が複雑で、書いても分からなくなるので気になる方は下に貼るので原文見てください!次の考察 感想の欄で簡単にまとめます。)
考察 感想
結論から行くとHIITで筋肥大は起こります。
(確実に、ではありません。懸念点の説明をしているのでもう少し読み進めてみてください)
結果の一つで外側広筋の筋肉量はHIIT+EAAで一番高く増加しました。
EAAは筋肉を大きくするのに有効だということを示しています。
しかし、本題はHIITが筋肥大を起こすかということなので一旦置いておきましょう。
結果の画像を観なくても分かるように説明させていただきますが、結果を見てもらえるとわかりやすいです。
コントロールとEAAのみの群では有意な筋量などの増加は無かったところが、HIITのみとHIIT+EAAの群では有意に増加しています。
やはりキーワードはHIITになるかと思います。
HIIITが入っているかいないかで有意に差が生まれるということは脂肪燃焼のみではなくやはりHIITは筋肥大を起こすのではないでしょうか。
EAAは筋肥大を加速させるといったところですね。
結論でHIITは筋肥大を起こすと結論付けましたが、この研究にはこの結論を覆す可能性がある懸念点が2つあります。
1点目は参加者のステータスが
■週に150分未満しか運動していない
■レジスタンストレーニング週2未満
■12週間以内にHIITを行っていない
ということだったのでこれに当てはまらない人はこの研究の結果と同様なことが得られないかもしれない
という点と
この研究はBMIの値が肥満の人を対象としているので肥満ではない人がHIITを行うともしかしたら同様な結果が得られないかもしれないという点です。
個人的な考えとしては、肥満ではない方がHIITで筋肥大をワンチャンス狙うなら、筋トレを選択したほうが賢明といえます。
HIITは全身トレーニング、言うなら分類的には有酸素運動の分類に入ります。
筋力、筋肥大目的の方は筋トレを行いダイエット目的の方は筋トレorHIITを行う、目的別で行っていくのが良いと考えられます。
筋肥大目的の方であまり脂肪を付けたくないという方は筋トレ日→HIIT日というように分けて行うのも良いですね。
HIITでは筋トレでは得ることのできない心拍数の上り方、汗のかきかたができるので痩せることはもちろん気分のリフレッシュや筋トレだけで飽きてきてしまった方にも効果的なトレーニングだといえます。
では、今回はこの辺で終わります。
ご覧くださり、ありがとうございました!
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