HIITの神経筋疲労と代謝
こんばんは。takumaです。
今回の記事は、高強度間欠的トレーニングによる神経筋疲労と代謝です。
高強度間欠的トレーニングとはいわゆるHIITのことです。
間欠的というのは完全な回復期を挟まないということです。
初めに、今回取り扱う研究目的を簡単に説明すると、短時間で高出力のトレーニングと中~長時間で小出力のトレーニングでは神経筋疲労、いわゆる筋肉の疲労と代謝はどう違ってくるのかというような感じの目的となっています。
では研究内容に移ります!
方法
- 男性を複数の短期(18セット×5秒)または長期(6セット×20秒)の2グループに分けて高強度間欠的トレーニングを実施した。
- 神経筋疲労は大腿四頭筋の最大随意収縮能力、随意活性レベルおよび収縮特性を運動前から運動後の変化によって決定された。代謝産物とpHは各トレーニングの前後で外側広筋で測定された。
結果
- ピーク出力(11%±2%vs 16%±8%)、最大自発的収縮(10%±5%対25%±6%)および最大収縮力(34%±5%対67%±5%)となった。
- 一方、自発的活性化レベルは短期トレーニングと長期トレーニングで同様に減少した。ラストスプリントにおいて短期トレーニングのほうが1.5倍低かった。運動前から運動後の乳酸と筋肉内疲労蓄積は短期トレーニングでは長期トレーニングより2~3倍低かったが、筋グリコーゲンの枯渇は短期トレーニングおよび長期トレーニングで類似していた。しかし最後のスプリント中の短期トレーニングは長期トレーニングの筋解糖の速度の2倍であった。
考察、感想
今回の論文、いろいろと読むのが難しかったです、、。
自分で英文の読み合わせもしましたが、なかなか理解が難しい単語などもありました。
短期トレーニングでは終了後の筋疲労は長期トレーニングと比べて低かったですが自発的活性化レベル、たぶん意識して筋力コントロール、筋出力できるレベルのようなものはラストスプリント、ラストセットで短期トレーニングのほうが低いという結果でしたね。
また筋の解糖速度もラストセットでは短期トレーニングのほうが2倍速かったっぽいです。こうなった理由としては短期トレーニングは長期トレーニングのように安定して出力を維持できるわけではないので、最後になるにつれて疲労も蓄積していった結果だと考えられます。
ラストスプリントで短期トレーニングのほうが筋解糖速度が2倍になったということはセットを続ければ2倍消費は維持されるのか、またはラストセットだから2倍消費されてのか疑問に思いました。
結果的な筋グリコーゲン枯渇量は変わらなかったものの、ピーク出力、最大自発的収縮および最大収縮力は数値からするとどれも長期トレーニングのほうが高いですね。自発的活性化レベルも長期トレーニングのほうが数値が高い結果となっています。
こういったことからHIITは実験内における短期トレーニングよりも長期トレーニングのほうが優れていると思います。
セット数こそ違うものの秒数は20秒なのでこのようなことも加味されて今の20秒思い切り動いて10秒軽く動く王道の間欠的トレーニング、HIITのモデルが確立されたのかもしれませんね。
今回はこんな感じで終わります!良ければ読者登録をよろしくお願いします!
追記:論文を読んでまとめることに慣れてきた今読み返しましたが意味の分からないことを書いていますね。
HIITについては新しく記事にしたいと思いますのでリライトではなく新記事をお待ちください!
近いうちに調べて出そうと思います。
今は扱った論文は記事内に載せるようにしているのですが、このころは載せてなかったので扱った論文を探すこともできません。。笑
FITNESSについての正しい知識を皆様と共有したいです!
嬉しいことに、問題解決ができたなど感謝の言葉をもらえています!このような方が増えるといいなと思って頑張っています。↓↓↓
EMS系、筋肥大には意味ないんですねw
— タダノジン (@yasaisuki5) 2020年4月29日
もやもやしてたのではっきり出てよかったです😀
気になっていた事の答えがわかって、とてもスッキリしました!
— パパイヤサン⛳🎸🇺🇸💪🎮 (@PAPAIYASAN_) 2020年4月27日
ありがとうございます!
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ほかにも有益な記事を書いているので過去の人気記事を張っておきますのでご覧ください!↓↓↓