ケトジェニックダイエットってどうやるの?安全?効果は?
こんにちは。takumaです。
前回はケトジェニックダイエットが筋肉の大きさに与える影響について書きました。↓↓↓
今回はケトジェニックダイエット、ケトジェニック食のまとめの記事を書こうと思います。
今までの論文の結果のおおまかなまとめ、メリットデメリット、最後に感想を書いて、まとめとしようと思いますのでお付き合いください。
では、さっそく本題に入っていきたいと思います!
3つの読んできた論文の要約
- ケトジェニック食は、睡眠や気分には影響を及ぼさない。
- 筋肉の大きさが有意に低下し、筋肉の分解を促進してしまう。
読んできた3つの論文の記事の結果はこんな感じでした。読んできた論文なので少しネガティブな面が目立ってしまいました。
この後にしっかりメリット、デメリットを書いていくのでご安心ください。
先にケトジェニックダイエット、ケトジェニック食とは、何なのかを書いていきます。
ケトジェニックダイエットとは…
- もともとは癲癇を治療する療法として行われてきた。
- 十分な量のタンパク質と大量の脂質を摂取し、炭水化物を少量しか摂取しない方法。
- 炭水化物からの代謝物ではなく、脂質の代謝物であるケトン体をエネルギー源とする。
- 総摂取カロリーのタンパク質は30%ほど、脂質が60%ほど、糖質が10%ほどが一般的。
ケトジェニックダイエットとはこのようなものになっています。
脂質をたくさん摂ってそれをエネルギーにするという解釈で大丈夫かと思います。
次にあるとされている、
ケトジェニックダイエットのメリット、デメリット
を書いていこうと思います。
メリット
- 油によって、減量中だが満腹感が生まれる。
- 脂肪使用率を上げ、燃焼効果をあげることができる。
- 人によっては減量ペースがアップしたりうまく低脂質と切り替えて使えると停滞期を抜けることができる可能性がある。
- 肉体のパフォーマンス改善、インスリンの低下。
デメリット
- 栄養素・微量元素の不足。
- 偏った食事によって引き起こされ、いろいろな機能の低下や結石が起こる可能性がある。
- 筋肉の減少。
- 肝臓の障害。身体の防御反応によるもの。
- 酸化ストレスの増加。
- 開始10日くらいまでは体が慣れるまでのけだるさがある。
- 脂質の量が足りなくて失敗してしまう可能性がある。
メリット、デメリットはこんな感じになります。
では、最後に考察 感想をかいて終わりにします。
考察 感想
いかがだったでしょうか。
思ってた以上にデメリットがあったかと思います。
しかも、慣れればそうでもないかもしれませんが、初めて行う方や慣れていない方は摂取する脂質の量の計算や食べていいもの、いけないものの判断など、とても難しいのかなと思います。
もし、行う場合は専門の方などに指示を仰いで行うのが最善の方法だと思います。
そして、行っていてうまくいかない方は脂質の量が足りていないということが多いと思います。
プロのボディコンテストの選手も経験があるらしく、脂質不足は大きな問題のようです。この選手がどう改善したかというと、MCTオイルを朝飲むことで脂質の量を確保し、改善したらしいです。
良質な脂質でかつ、他の付随エネルギーもないため重宝されるらしいです。
もし行っている方でうまくいかない方は試してみるのもありかもしれません。
下に貼っておきます。↓↓↓
一つ言えることは行うメリットよりもデメリットのほうが多く、正直ケトジェニックダイエットを行う必要はありません。
競技者や、気にせず行うといった人に口出しはしませんが
健康を害してまで行うダイエットは賢い選択とは言えません。
昨日の記事でも言いましたが、たまにトレーナーの人がお客さんにケトジェニックダイエットを勧めてるのを見ますが、あり得ません。
何回も言いますが、健康の面を害してまで、目新しい方法を使ってダイエットさせるなどFITNESSでもなんでもありません。
お客さんから教えてほしいといわれた場合のみデメリットも伝えて同意の上、指導を行うのみで十分だと思います。
もしくは紹介のみかなと思います。
ダイエットの根底にあるのは、見た目を良くするなどもありますが一番は健康です。
健康だから体をきれいに見せれるし、努力もできます。
しっかり自分の目標は何かを考えて行うことが大切です。
この記事がケトジェニックダイエットを行おうとしている方や興味がある方の参考に少しでもなればいいなと思います。
こんな感じでまとめとします。
ご覧くださり、ありがとうございました!
*この記事が必ず正しいという保証はないので参考程度に見ていただけると嬉しいです
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ケトジェニックダイエットが筋肉の大きさに与える影響は??
こんにちは。takumaです。
前回はケトジェニック食が睡眠や気分に与える影響は?という記事を書きました。↓↓↓
今回はケトジェニックダイエットの筋肉の大きさに対する影響は??という記事を書いていきます。
2個前の記事ではケトジェニックダイエットの筋疲労への影響を書いたのですが、今回は主に筋肉の厚さや筋たんぱく質合成に関することを記事にします。
では、本題に入ります!
背景
方法
- 実験対象はマウス。
- ケトジェニックダイエットを7日間行った。
- 実験項目は腓腹筋、前脛骨筋、ヒラメ筋の重量、筋委縮遺伝子と同化遺伝子の量。
結果
- 筋肉の各項目はすべて有意に減少。(すべて20%ほど)
- 筋肉の萎縮に関連する遺伝子の増加。
- 同化遺伝子の分泌低下に伴う筋タンパク質合成の抑制。
- 酸化ストレスホルモンの増加。
考察 感想
ケトジェニックダイエットは筋肉の大きさを低下させ、筋肥大に関連するいろいろなホルモンなどを抑制し、筋分解を引き起こすことがわかりました。
これだけいろいろなデメリットが出るのはおおもとが減量を目的としているのである程度は仕方のないことなのかなと思いました。
そして筋肉が20%も落ちているのは実験対象がマウスなので人間ではそこまで大幅な筋肉の減少は起きないと思っていいかと思います。
この実験の比較対象が何もないことから、ケトジェニックダイエットがいいのか悪いのか少し判断することが難しいです。
自分たちの体では筋肉の合成量と分解量が一定に保たれているらしいです。
そして筋委縮誘導は筋分解を増加させるということです。
今回の実験での筋委縮遺伝子の増加とは分解を誘導するようです。
同化ホルモンの減少、萎縮ホルモンの増加はダイエットには大きな敵となります。
分かりやすく書くと筋肉を大きくするホルモンの減少と筋肉を小さくするホルモンの増加ということです。
とても怖いですね。。笑
筋肉における基礎代謝量でしたり筋トレ時の出力でしたりと減量には敵となるものばかりです。
もちろん、減量でもダイエットでも然りです。
始めのほうにも書きましたが、比較対象がないので分かりずらいですが、結論としてはケトジェニックダイエットは筋肉の大きさを低下させてしまうかもしれない。です。
減量とはそういうものなので一概には悪いとは言えませんが、個人的な意見としてはケトジェニックダイエットを行う必要はないかなと思います。今まで行ったこともありません。
ただ、例外で、競技者などで絞り切らなきゃいけないとか減量のスピードアップしなきゃいけないとかの制約がある場合はその限りではないと思います。
これもスペードアップなどが起こるとは限らないので憶測となってしまいます…
しかし、一つ言えることは一般の方にはお勧めするかと言われるとしません。
あくまでFITNESSとは健康のための運動であり、セルフケアの一つと定義されていますので一般の方にケトジェニックダイエットはおすすめですよなんて言うことはできません。
気になるので、低脂質ダイエットの場合はどうなるのかについての論文は探したいと思います。
あるかはわかりません。笑
ケトジェニックダイエットを行うか考える際はメリット、デメリットをわきまえて考えてください!
次回の記事でお勧めしない理由などをすべてまとめますのでぜひご覧ください!
では、今回はこんな感じで終わります。明日はケトジェニックダイエット、ケトジェニック食のまとめとなります!
ご覧くださり、ありがとうございました!
*この記事が確実という保証はないので参考程度に見ていただけると嬉しいです
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3週間のケトジェニック食が睡眠や気分に与える影響は?
こんにちは。takumaです。
前回はケトジェニックダイエットが筋疲労に及ぼす影響について記事にしました。↓↓↓
今回も、前回に引き続きケトジェニックダイエットに関連した論文を記事にしたいと思います。
今回は、ケトジェニックダイエットが睡眠や気分に与える影響についてついての論文を記事にしていきたいと思います。
今回も比較対象が低脂肪食なのでとても比較しやすく、ケトジェニックダイエットを行う際の実践的な知恵に直結するのではないかと思います。
では、本題に入ります!
目的
- 認知機能、睡眠、気分に対する同じカロリーにおいて低脂肪食とケトジェニック食を比較すること。
方法
- 参加者は11人の健康で正常体重の男性。
- 低脂肪食グループは炭水化物55%脂質20%タンパク質25%。
- ケトジェニック食は炭水化物15%脂質60%タンパク質25%。
- 実験項目で認知機能、気分と睡眠は各食事の前後に検証済みの心理コンピューターで測定された。
結果
- ケトジェニック食は実験項目である認知機能、気分、睡眠の質に影響は及ぼさなかった。
結論 考察
ケトジェニック食は認知機能、気分、睡眠には影響を及ぼさないと言う結果でした。
低脂肪食との比較でケトジェニック食にこの実験項目の点でデメリットはないですね。
ケトジェニック食は血糖値の動きがないので眠くならないということも聞いたことがあります。
今回は同じカロリーでの比較でこういう結果でしたが、やはり減量やダイエットになると今回の実験項目などの様々な機能が低下します。
摂取カロリーが低くなった際にこの2つの方法での変化はあるのか、同じなのかということも気になりました。
そして減量、ダイエット期には機能はどの程度低下するのかというようなことも気になりました。
そのような論文があったら探して記事にしてみたいと思います。
次回でケトジェニックダイエット、ケトジェニック食に関する論文を最後にして次々回でまとめという感じにしようと思いますので良ければ次回もご覧ください!
では、今回はこんな感じで終わります。ご覧くださり、ありがとうございました!
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